アダルトチルドレンとは?
①主な特徴3つ
②あなたはどのタイプ?6分類チェックテスト
③克服したらどう変わる?
④6タイプ別アプローチ
⑤日本のAC事情
の続きです。
日本と海外、その違いは?
前回は、実は日本人でアダルトチルドレン(AC)に悩む人はとても多く、あなただけではないということをお伝えしました。
これは日本の文化的な背景が大きく影響しています。
今日は、「海外ではどのような違いがあるか」ということについて考えてみたいと思います。
今の悩みも、ふと日常から外れて、視点を変えて見てみると、違う気づきがあるかもしれません!
アダルトチルドレンの発祥とその背景
アダルトチルドレンという言葉は、アメリカで発祥しました。
元々、アルコール依存症の親を持つ子どもたちが、大人になっても心の傷を引きずり、心理的に困難を抱える様子を指していました。
しかし、今では、さまざまな家庭環境が原因となり、多くの人々がアダルトチルドレンの特徴を持つことが知られるようになっています。
個人主義や感情表現の欧米文化
アメリカや欧米諸国では、アダルトチルドレン(AC)の問題に関する認識が進んでおり、カウンセリングや支援を受けることは一般的なことです。
多くの人々が心理的なサポートを受けることに抵抗なく取り組んでいます。
また、個人主義や感情表現の文化が根付いているため、子ども時代に感じた痛みや不安を大人になってからも表現することが奨励されます。
自分の気持ちをオープンにすることで、心の問題が解決されやすくなると考えられています。
家族や社会の期待大 感情を抑え込む日本
一方、日本では、心の問題や困難に対してまだまだ理解が進んでいない部分があります。
精神的なサポートを求めることに対して抵抗感があるのが現実です。
また、家族や社会からの期待が大きく、感情を抑え込む文化が根強いです。
そのため、アダルトチルドレンの特徴を持つ人が多いにも関わらず、その悩みを一人で抱え込むことがしばしばです。
一歩を踏み出すことが大切
私が伝えたいのは、「あなたが悩んでいることは決してあなた一人のせいではない」ということです。
日本の文化や家庭環境に根ざした問題であり、これはあなたが悪いわけではありません。
多くの人が同じように悩んでいますし、その気持ちに気が付くことが大切です。だからこそ、日本でも少しずつカウンセリングを受けることが広まり始めています。
心のサポートを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。
自分の心のケアを大切にすることこそが、心身の健康に繋がる第一歩です。
「きっと自分は変わらない」と思わないで
これまでの長い道のり、あなたは本当に大変だったのだと思います。
多くのことを乗り越えてきたあなたは、たくさん頑張ってきましたね。
まずは、その思いを受け止めてくれる誰かが必要です。「もう自分は変わらない」と感じているかもしれませんが、過去の経験や自分を、サポートしてくれる人と一緒に少しずつ受け入れていければ、ある時、自分がとても大きく変化したことに気づく日が必ず来ます。
当カウンセリングは、あなたが本来の自分を取り戻し、自己肯定感を育むためのサポートを行っています。
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