無敵の自己肯定感ってなんですか?②

こんにちは。自己肯定感をはぐくむカウンセラーAYAです。

突然の、美味しそうなお刺身ですね(笑)
いったいなぜ、刺身!?

今日はここから、「無敵の自己肯定感」という話題を掘り下げていきたいと思います。

シリーズブログ;第一回はこちら「無敵の自己肯定感ってなんですか?①」

「無敵の自己肯定感」を持つには?

「無敵の自己肯定感」とは、

「どんな自分でもいい。ダメなところも弱さも全部、さらけ出していい。できなくていい。私は私らしく、ここにいるだけでいい」

こころからそう思い、自分のすべてを肯定している状態です。
「無条件に、自分を愛している」と言い換えられます。

反対に、他者からの評価が気になりすぎて「無敵の自己肯定感」を持っていないと、

「努力して〇〇を達成できないと、自信が持てない…」
「周りの人からどれくらい評価されているかで、私の価値が決まる…」

というように、〇〇したら、〇〇できたら、という条件付きで、自分を肯定しています。
これは、とても苦しい状態です。
条件つきでしか、自分を愛していない」ということですから。
そうした思考は長年の癖になっており、そう簡単に変わるものではありません。

「他者からの評価」を気にしすぎることなく、無条件に自分を愛する「無敵の自己肯定感」を持つために、あなたは「他人の目」から、もう少し自由になることが必要かもしれません。

そのために、知っておくと良い考え方の一つとして、「さしみの法則」をご紹介します。

世界を見分ける「さしみの法則」

「さしみの法則」とは、世の中の人があなたのことをどう思っているか、

「3:4:3」(さ:し:み)

の三つに区別できる法則です。

これを知っていると、
「世の中のすべての人に好かれる必要はまったくないし、そんなことはあり得ない」
「それよりもっと大切なことがある」

という意識の切り替えが進むかと思います。

Point 1:3割の人は、あなたを好き

まず、あなたの周りには、常に約3割の人があなたを好意的に思っています。

この人たちは、あなたのありのままを受け入れてくれます。
あなたらしさを素直に出せば出すほど、あなたを深くわかってくれます。
そんなあなたを、ますます好きになってくれる人たちです。
あなたにとっても、一緒にいて心地がよかったり、お互いによい刺激を与え合ったり、特別なパートナーがここから現れたりする、大切な人たちです。

Point 2:4割の人はあなたをどうでもいいと思っている

次に、約4割の人はあなたに対して特別な感情を持っていません。
彼らにとって、あなたの存在はそれほど重要ではありません。
あなたにとっても、特別な印象や感情を残さない人たちです。
当たり障りのない付き合いがちょうど良い関係性です。

Point 3:3割の人は、あなたを嫌い

そして最後に、約3割の人は、あなたを好ましく思わない、と思っていてちょうどよいです。
つまり、どういう自分で在っても、どんなに頑張っても良くは思われない(嫌われる)のです。

あなたにとっても、なんだかウマが合わなかったり、どうも好きになれない、といった人がいるかもしれません。そういう人が、この3割に当てはまります。

一番わかってもらいたい人とは…

いかがでしょうか?
私は、初めてこの法則を知った時、自分で思っているよりも、人は自分を見ていないんだな、と思いました。

この「さしみの法則」から、私は2つのことをお伝えしたいと思います。

まず、あなたは自分のことを、すべての人にわかってもらう必要はありません。
あなたは10人いたら3人の、そのままのあなたを好きになってくれる人に、自分をわかってもらえばいいのです。あとの7人のことは、適切な態度と距離を取りさえすれば、必要以上に気にすることはありません。

そして更に、その中でたった一人、どうしてもわかってもらう必要がある、最重要人物がいます。その人さえあなたを愛してくれれば、本当は何も要らないくらいです。
誰だか、わかりますか?

その「たった一人」は、「あなた自身」です。
そこからすべては始まります。

この「さしみの法則」を意識し、3割の「あなたを好きな人」、そして真っ先に、「あなた自身」に気持ちを向けることで、素の自分を出すことの大切さを感じていただけたら幸いです。

覚えていてくださいね。

どんなに頑張っても、すべての人に好かれることはできません。だからこそ、自分らしさを出して、その結果7割の人に評価されなくても、へっちゃらなんです。

あなたはあなたらしく生きて、一番大事なあなたに「大好き」って言ってもらえたら、それで完璧なんですよ。

「失敗しても、ダメなところも、私は私のこと、とってもいいと思うよ」
って自分に声をかけながら、笑顔で生きていける毎日。

それが、私のカウンセリングであなたと目指していきたいと願う、「無敵の自己肯定感」です。