高校野球から学ぶ「応援したくなる人」の秘密

こんにちは。無敵の自己肯定感をはぐくむカウンセラーAYAです。

今年の甲子園も、熱戦が繰り広げられていますね。
素晴らしいプレーに目が離せません!

今日は、そんな画面越しにもキラキラと眩しい高校球児たちが教えてくれた、
「応援したくなる人は、どんな人か?」
という話題についてお届けします!

「あなたを応援したい」と思わせる人は…

ゲームの行方や選手達のプレーは勿論、アルプススタンドの声援、メッセージやチームのエピソード披露など、見所がいっぱいの高校野球。

そんな中、私が注目しているのが、選手達の「好きな言葉」です。

「ありがとう」
「恩返し」
「一瞬に生きる」
「悩んだら原点」
「雲外蒼天」

たった一言でも、その言葉を選んだ想いが伝わってきます。
そう、私が思う「思わず応援したくなる人」とは、「自分の想いを言葉にして発信できる人」です。

言葉には魂が宿る

なぜ、私たちは彼らの言葉に心を動かされ応援したくなるのでしょうか?

それは、言葉には魂が宿っているからです。

彼らの言葉は、日々の練習や試合の中で、自分と向き合い、考え、その経験から得た大切なものを言葉に表しています。

「この子はいつも、家族や仲間、監督に、感謝の気持ちを忘れないでがんばってきたんだな」
「大好きな野球で、支えてくれる人たちへ恩を返したいという想いがあるから、これだけ強くなれたんだな」
「どんなに辛い練習も、負けて悔しかった経験もすべてをばねにして、今ここに立っているんだな」

その一言に込められたありったけの想いが伝わり、たくさんのことが想像できます。
そしてそこから「たった一人の〇〇くん」の輪郭を、おぼろげながらもなぞることができ、心から「この子にがんばってほしい。勝ち進んでほしい」と応援したくなるのです。

人は「想い」に共鳴する

例えば、
「一瞬に生きる」
という言葉を選んだ選手は、きっと、目の前のプレーに集中し、
一秒一秒を大切にしているはずです。
また、
「悩んだら原点」
という言葉を選んだ選手は、どんなに苦しい時でも、初心を忘れずに、
目標に向かって突き進む強い意志を持っているのではないでしょうか。

そして、
「雲外蒼天」
という言葉を選んだ選手は、どんな困難な状況でも、必ず光は射すという希望を胸に、
最後まで諦めずに戦い続けるはずです。
その頑張りを見せてほしい、応援したい、と、人は心を動かされるのです。

私達自身の生き方も、それとまったく同じです。

自分の心の奥にある想いは、言葉にして発することがなによりも大切です。

その言葉に共感し、感動し、応援したいと思ってくれる人が必ず現れます。

その輝きに惹きつけられ、あなた自身が、誰かにパワーを与えることだってあるのです。

あなたの好きな言葉はなんですか?

言葉には、あなたの生き方や、大切にしているものが表れています。

言葉を通して、あなたは周りの人に、あなたの心を伝えることができるのです。

高校野球の選手たちの言葉から、私たちは、スポーツの感動だけでなく、「人から応援されるヒント」が得られるのではないでしょうか。

大きなことや特別なことを成し遂げなくてもいい。
そのままのあなたで、ありのままの好きな言葉を思い出して、
それを外に表現してみることが大切です。

今、あなたがもし、「好きな言葉をひとつ教えてください」と言われたら、どんな言葉を選びますか?


もしよろしければ、是非考えてみてくださいね。